岩石 / Limestone

石灰岩せっかいがん

白や灰色のものが多い岩石。秋吉台の景色にもつながる。

辞典にもどる ↗
石灰岩の色や形を示すAI生成の説明用イラスト
AI生成の説明用イラスト
色や形を説明するための一例です。実物の写真や、特定の標本・産地を再現したものではありません。
まずは、ここから。

基本のプロフィール

分類
岩石
主な成分
方解石など、炭酸カルシウムの鉱物を主に含む岩石。
成分の式
岩石なので、単一の式はありません
硬さの目安
含まれる鉱物ごとに異なりますモース硬度:傷のつきにくさの目安。割れにくさや、強さの倍率ではありません。
見られる色
白・灰代表的な色です。標本によって違います。
実物の標本写真を見る
淡い灰色の石灰岩の標本
実物標本:石灰岩(GSJ R33314)
写真:産総研・地質標本館「県の石」 · 利用条件
上のAI生成図とは別の、実物の標本写真です。標本の色や形には違いがあります。
「硬さ」の数字は、どう読むの?傷のつきにくさと、割れにくさの違いを図で見てみよう。
01

どんな石? どうやってできる?

成分の式や、専門用語の読み方

成分の式は、どんな元素(物質をつくる基本の材料)が組み合わさるかを記号で示します。たとえば水晶のSiO₂は、ケイ素のSiと酸素のOを表し、小さな2は酸素の数の比を示します。式が似ていても、粒の並び方が違えば別の鉱物になることがあります。

「酸化物」は酸素とほかの元素が結びついたもの。「ケイ酸塩」はケイ素と酸素をもとにした鉱物の仲間です。「変成岩」は地下の熱や圧力で変わった岩石。「鉱床」は資源になる成分が集まった場所です。

石灰岩は岩石の名前です。山口県美祢市の秋吉台は、地質標本館が主要産地として紹介しています。写真の標本と、広い地形として見える石灰岩をつなげて考えてみましょう。

サンゴや貝などの成分が海底にたまるなどしてできます。すべてに化石が見えるわけではありません。

02

暮らしのどこで役に立つ?

セメントや石灰の原料、建設用の石などになります。

03

知ると面白い、石の豆知識

石灰岩の中には、生き物がいた海の記録が残るものがあります。

04

観察するときのヒント

  • 白と灰色の部分を見比べる
  • 表面に模様や小さな粒があるか見る

似た石との違い白い石がすべて石灰岩ではありません。水晶や花こう岩の白い部分とも比べてみましょう。

写真だけでの鑑定はできません。標本は割ったり削ったりせず、口に入れないでください。洞窟や崖の内部には許可なく入らないでください。

05

産地の記録をたどる

出典で確認できた2件の産出記録です。地図は国や地域のおおよその位置を示しています。標本の記録の読み方 ↗

日本 / 山口県の石

秋吉台 ↗

資料の地域名:山口県美祢市 / 地図:地域の概略位置

石灰岩の主要産地として記録。 表示の図はAI生成の説明用イラストです。特定の標本や産地を再現したものではありません。主要産地の記録と、辞典の補足写真の採取地が同じかは未確認です。(辞典の補足写真:GSJ R33314)

資料確認:2026-09-28

日本 / 沖縄県の石

沖縄の琉球石灰岩 ↗

資料の地域名:沖縄県・県内全域の地域記録 / 地図:地域の概略位置

琉球石灰岩という地域の石灰岩の記録です。印は沖縄本島の代表位置で、県内のすべての島や標本の採取点を示すものではありません。 表示の図はAI生成の説明用イラストです。特定の標本や産地を再現したものではありません。辞典の補足写真は、この地域の記録とは別の標本です。(辞典の補足写真:GSJ R33314)

資料確認:2026-10-04

産地は採集できる場所の案内ではありません。採集・観察の安全の約束も確認してください。

説明・写真の出典

科学的プロフィールの資料確認:2026-10-04。標本写真・既存記録の確認:2026-09-28。追加の産出記録は各資料を参照してください。

成分の式は基本的な組成、数値は資料に記された目安です。種類・成分・結晶の向きなどによって変わるものは注記しています。訂正・編集方針