鉱物 / Azurite

藍銅鉱らんどうこう

深い青色をした、銅を含む鉱物。

別名:アズライト

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藍銅鉱の色や形を示すAI生成の説明用イラスト
AI生成の説明用イラスト
色や形を説明するための一例です。実物の写真や、特定の標本・産地を再現したものではありません。
まずは、ここから。

基本のプロフィール

分類
鉱物銅の鉱石
主な成分
銅を含む炭酸塩鉱物。孔雀石とは成分の比が違います。
成分の式
Cu₃(CO₃)₂(OH)₂
硬さの目安
3.5〜4モース硬度:傷のつきにくさの目安。割れにくさや、強さの倍率ではありません。
見られる色
青代表的な色です。標本によって違います。
「硬さ」の数字は、どう読むの?傷のつきにくさと、割れにくさの違いを図で見てみよう。
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どんな石? どうやってできる?

成分の式や、専門用語の読み方

成分の式は、どんな元素(物質をつくる基本の材料)が組み合わさるかを記号で示します。たとえば水晶のSiO₂は、ケイ素のSiと酸素のOを表し、小さな2は酸素の数の比を示します。式が似ていても、粒の並び方が違えば別の鉱物になることがあります。

「酸化物」は酸素とほかの元素が結びついたもの。「ケイ酸塩」はケイ素と酸素をもとにした鉱物の仲間です。「変成岩」は地下の熱や圧力で変わった岩石。「鉱床」は資源になる成分が集まった場所です。

銅の鉱床が空気や水の影響を受けた部分などにできます。

02

暮らしのどこで役に立つ?

青い顔料や、銅の鉱石として使われてきました。

ここでいう「鉱石」は、資源を取り出す材料としての呼び名です。取り出せる成分の量や費用などによって、実際に資源として利用されるかが変わります。目の前の標本がそのまま採算の合う鉱石とは限りません。

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知ると面白い、石の豆知識

同じ銅を含む鉱物でも、孔雀石は緑、藍銅鉱は青。成分の組み合わせで色が変わります。

04

観察するときのヒント

もう一歩、詳しく調べる結晶の分類・つや・密度・粉の色・割れ方

資料に記された鉱物の性質です。ページの写真の標本そのものを測定した値ではありません。

結晶系内部の並び方と対称性による分類
単斜晶系
密度同じ大きさで比べた重さの目安
約3.77 g/cm³1cm × 1cm × 1cmの大きさ当たりの重さを、グラムで表す単位です。
光沢(こうたく)光を反射したときの、つやの見え方
ガラスに似たつや〜さらに強いつや。
条痕(じょうこん)細かい粉にしたときの色
淡い青自分で標本を削らず、資料にある性質を読むための情報です。
割れ方・変形へき開は、結晶が決まった向きに割れる性質
へき開の明瞭な方向がありますが、途中で途切れることも。不完全な方向もあります。

孔雀石と同じ銅を含んでも、成分の割合と性質は異なります。条痕の説明は、標本を削るおすすめではありません。

性質の出典:Handbook of Mineralogy「azurite」の物性・結晶データ ↗
  • 青い結晶や、丸く集まった部分の形を観察してみよう。
  • 緑の孔雀石と成分欄を見比べよう。どちらも銅を含みますが、違う鉱物です。

観察案内の文章編集:2026-10-05。基礎資料の出典と確認日はページ下部に記載しています。

写真だけでの鑑定はできません。標本は割ったり削ったりせず、口に入れないでください。知らない石を食べ物や化粧品の代わりに使わないでください。

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産地の記録をたどる

出典で確認できた1件の産出記録です。地図は国や地域のおおよその位置を示しています。標本の記録の読み方 ↗

フランス

シェシー周辺の藍銅鉱 ↗

資料の地域名:リヨン近郊・シェシー周辺 / 地図:地域の概略位置

リヨン近郊のシェシーを藍銅鉱の産地として記しています。青い色だけで同定した記録ではありません。 表示の図はAI生成の説明用イラストです。特定の標本や産地を再現したものではありません。この記録の標本写真は未掲載です。

資料確認:2026-10-05

産地は採集できる場所の案内ではありません。採集・観察の安全の約束も確認してください。

説明・写真の出典

科学的プロフィールの資料確認:2026-10-04。追加の産出記録は各資料を参照してください。

成分の式は基本的な組成、数値は資料に記された目安です。種類・成分・結晶の向きなどによって変わるものは注記しています。訂正・編集方針