鉱物の変種 / Ruby

ルビーるびー

コランダムのうち、赤い色をした宝石。

別名:紅玉

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ルビーの色や形を示すAI生成の説明用イラスト
AI生成の説明用イラスト
色や形を説明するための一例です。実物の写真や、特定の標本・産地を再現したものではありません。
まずは、ここから。

基本のプロフィール

分類
鉱物の変種
主な成分
コランダムの変種。少量のクロムが赤い色に関係します。
成分の式
Al₂O₃
硬さの目安
9モース硬度:傷のつきにくさの目安。割れにくさや、強さの倍率ではありません。
見られる色
赤代表的な色です。標本によって違います。
「硬さ」の数字は、どう読むの?傷のつきにくさと、割れにくさの違いを図で見てみよう。
01

どんな石? どうやってできる?

成分の式や、専門用語の読み方

成分の式は、どんな元素(物質をつくる基本の材料)が組み合わさるかを記号で示します。たとえば水晶のSiO₂は、ケイ素のSiと酸素のOを表し、小さな2は酸素の数の比を示します。式が似ていても、粒の並び方が違えば別の鉱物になることがあります。

「酸化物」は酸素とほかの元素が結びついたもの。「ケイ酸塩」はケイ素と酸素をもとにした鉱物の仲間です。「変成岩」は地下の熱や圧力で変わった岩石。「鉱床」は資源になる成分が集まった場所です。

コランダムが育つ地質環境で、色に関わる成分も取り込まれます。

02

暮らしのどこで役に立つ?

宝石に使われます。人工ルビーはレーザーにも利用されてきました。

03

知ると面白い、石の豆知識

1960年の初めてのレーザーは、ルビーを使って光を生み出しました。

同じ鉱物の仲間

ルビーとサファイアは、同じ鉱物?

どちらもコランダムという鉱物の宝石です。赤いものをルビー、それ以外の色のものをサファイアと呼びます。

「変種(へんしゅ)」は、同じ鉱物の中で、色などの特徴が違うものの呼び名です。

鉱物

コランダムこらんだむ

成分の式
Al₂O₃
硬さの目安
9

鉱物としての名前。純粋なコランダムは無色です。

鉱物の変種このページ

ルビーるびー

成分の式
Al₂O₃
硬さの目安
9

赤いコランダムの宝石名。赤紫やオレンジ寄りの赤もあります。

鉱物の変種

サファイアさふぁいあ

成分の式
Al₂O₃
硬さの目安
9

赤以外のコランダムの宝石名。青だけでなく、黄・桃・緑などもあります。

少しだけ含まれる元素が色に関係します。ルビーの赤にはクロム、青いサファイアには鉄とチタンが関わります。色だけで本物かどうかは決められません。

この比較の出典を見る
04

観察するときのヒント

  • 赤の中にも、紫寄りやオレンジ寄りの色があります。博物館の標本を並べて、色の幅を見てみよう。
  • 「赤い石だからルビー」とは決められません。鉱物名がコランダムかどうか、標本ラベルでも確かめよう。

写真だけでの鑑定はできません。標本は割ったり削ったりせず、口に入れないでください。知らない石を食べ物や化粧品の代わりに使わないでください。

05

産地の記録をたどる

出典で確認できた2件の産出記録です。地図は国や地域のおおよその位置を示しています。標本の記録の読み方 ↗

タイ

タイの記録 ↗

資料の地域名:タイ(標本の登録表に詳しい地域名なし) / 地図:地域の概略位置

スミソニアン博物館には、タイ産のルビー NMNH G8481が登録されています。印は国の代表位置です。 表示の図はAI生成の説明用イラストです。特定の標本や産地を再現したものではありません。この記録の標本写真は未掲載です。

資料確認:2026-10-04

ミャンマー

モゴック地域のルビー ↗

資料の地域名:ミャンマー・モゴック地域 / 地図:地域の概略位置

カルメン・ルシア・ルビー NMNH G10320は、モゴック地域で1930年代に採掘されたと説明されています。現在の採掘状況の記録ではありません。 表示の図はAI生成の説明用イラストです。特定の標本や産地を再現したものではありません。この記録の標本写真は未掲載です。

資料確認:2026-10-04

産地は採集できる場所の案内ではありません。採集・観察の安全の約束も確認してください。

説明・写真の出典

科学的プロフィールの資料確認:2026-10-04。追加の産出記録は各資料を参照してください。

成分の式は基本的な組成、数値は資料に記された目安です。種類・成分・結晶の向きなどによって変わるものは注記しています。訂正・編集方針