鉱物 / Goethite

針鉄鉱しんてっこう

鉄を含む鉱物が変化してできることもある、茶色系の鉱物。

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針鉄鉱の色や形を示すAI生成の説明用イラスト
AI生成の説明用イラスト
色や形を説明するための一例です。実物の写真や、特定の標本・産地を再現したものではありません。
まずは、ここから。

基本のプロフィール

分類
鉱物鉄の鉱石
主な成分
鉄・酸素・水酸基からできた鉱物。
成分の式
FeO(OH)
硬さの目安
5〜5.5モース硬度:傷のつきにくさの目安。割れにくさや、強さの倍率ではありません。
見られる色
茶・黄・黒代表的な色です。標本によって違います。
「硬さ」の数字は、どう読むの?傷のつきにくさと、割れにくさの違いを図で見てみよう。
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どんな石? どうやってできる?

成分の式や、専門用語の読み方

成分の式は、どんな元素(物質をつくる基本の材料)が組み合わさるかを記号で示します。たとえば水晶のSiO₂は、ケイ素のSiと酸素のOを表し、小さな2は酸素の数の比を示します。式が似ていても、粒の並び方が違えば別の鉱物になることがあります。

「酸化物」は酸素とほかの元素が結びついたもの。「ケイ酸塩」はケイ素と酸素をもとにした鉱物の仲間です。「変成岩」は地下の熱や圧力で変わった岩石。「鉱床」は資源になる成分が集まった場所です。

鉄を含む鉱物が、水や空気の影響を受けて変化するなどしてできます。

02

暮らしのどこで役に立つ?

鉄の鉱石を構成する鉱物の一つです。

ここでいう「鉱石」は、資源を取り出す材料としての呼び名です。取り出せる成分の量や費用などによって、実際に資源として利用されるかが変わります。目の前の標本がそのまま採算の合う鉱石とは限りません。

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知ると面白い、石の豆知識

細い結晶の集まりや、丸いふくらみのある形にもなります。茶色い石のすべてが針鉄鉱ではありません。

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観察するときのヒント

もう一歩、詳しく調べる結晶の分類・つや・密度・粉の色・割れ方

資料に記された鉱物の性質です。ページの写真の標本そのものを測定した値ではありません。

結晶系内部の並び方と対称性による分類
斜方晶系
密度同じ大きさで比べた重さの目安
約4.28 g/cm³1cm × 1cm × 1cmの大きさ当たりの重さを、グラムで表す単位です。
光沢(こうたく)光を反射したときの、つやの見え方
強いつやや金属に似たつやから、土のようにつやのないものまで。繊維状では絹に似たつやも。
条痕(じょうこん)細かい粉にしたときの色
黄褐色・黄橙色・黄土色自分で標本を削らず、資料にある性質を読むための情報です。
割れ方・変形へき開は、結晶が決まった向きに割れる性質
明瞭なへき開と、それより弱いへき開があります。割れ口は不規則で、もろい性質です。

塊や細かな粒の集まりなどで見え方が変わります。表面の色や形だけで、鉄を含むほかの鉱物と区別できるとは限りません。

性質の出典:Handbook of Mineralogy「goethite」の物性・結晶データ ↗

この性質の資料確認:2026-10-05

  • 細い結晶が集まった部分や、丸くふくらんだ部分が見えるかな?
  • 茶色い表面のつやを観察し、赤鉄鉱の説明と見比べよう。茶色だけで針鉄鉱とは決められません。

観察案内の文章編集:2026-10-05。基礎資料の出典と確認日はページ下部に記載しています。

写真だけでの鑑定はできません。標本は割ったり削ったりせず、口に入れないでください。知らない石を食べ物や化粧品の代わりに使わないでください。

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産地の記録をたどる

出典で確認できた1件の産出記録です。地図は国や地域のおおよその位置を示しています。標本の記録の読み方 ↗

ドイツ

ジーゲン周辺の針鉄鉱 ↗

資料の地域名:ノルトライン=ヴェストファーレン州・ジーゲン周辺 / 地図:地域の概略位置

資料の針鉄鉱の分布に記された地域です。鉄を含む岩石すべてを針鉄鉱と扱うものではありません。 表示の図はAI生成の説明用イラストです。特定の標本や産地を再現したものではありません。この記録の標本写真は未掲載です。

資料確認:2026-10-05

産地は採集できる場所の案内ではありません。採集・観察の安全の約束も確認してください。

説明・写真の出典

科学的プロフィールの資料確認:2026-10-04。追加の産出記録は各資料を参照してください。

成分の式は基本的な組成、数値は資料に記された目安です。種類・成分・結晶の向きなどによって変わるものは注記しています。訂正・編集方針